2003年4月5日 オルタネーター換装
3月26日にヤフオクで落札した「グロリア Y32 H3年式 VG30 オルタネーター」をビトルボ・スパイダーに付けました。
なぜ国産オルタに換装かと言うと「何と無く電圧が低い・・・」のです。 テスターを繋いで電圧を見てみるとアイドリング時にブレーキを踏むと12.5Vから段々電圧が下がって行きます・・・ これは発電量が足らない証拠です。 ライト点けてブレーキ踏んでなら良いのですが、何と無く不安でした。 最高電圧も13.5Vまでしか上がりませんので国産オルタに換装する事にしました。
まずはばらしてみます(笑) 奥のベアリングの所にブラシの削りカスが溜まっていました。 ブラシ側のベアリングは音が出ていました。 ブラシの削りカスがベアリングの中に入った物と思われます。 プーリー側のベアリングはそう悪くは有りませんでしたが交換です。 ついでにスリップリングの部分も削れていたので旋盤で削って綺麗にしました。
新旧のベアリングです。 シールが緑色のものは、耐熱、高回転仕様のベアリングと言う事です。 一般のベアリングを使うと直ぐに駄目になるらしいです。 プーリーは作りました(笑) 今付いているプーリーだと留めネジが、2山位しか掛からないと言う話を聞いていたのと、今のプーリーの溝が削れているんです・・・ オルタネーターの横に有るのは電動のインパクトレンチです。
さて、まずは今付いているオルタを外さなくてはいけません! 外しかけて・・・ プーリー側のボルトにナットが・・・無い! 後ろ側のボルトだけで留まって居た様です・・・ オルタを比較してみます。 取り付けボルトの径が違います・・・ 今、付いていたのは「マレリー」でした。 容量は12V65Aです。 取り付けボルトはM12、テンション用がM10。 これに対して国産オルタは、取り付けボルトはM10、テンションはM8。 2mmも小さいボルトではまずいだろうと言う事で、ブッシュをブロック側に嵌めました。 後はスペーサーを適当に入れて取り付け完了です。
配線は簡単でした。 バッテリーから来ているB端子と、電圧監視用のL端子だけです。 もう一つのS端子はB端子に繋ぎます。 ここで疑問が有ったんです・・・ B端子とS端子は繋いであるのでオルタには何時も電気が行っている筈です。 何時も電圧が掛かっていたら電流が流れていないのか? そこでバッテリーを繋ぐ時に電流を測って見ました。 結果は最初の2秒位1.5A流れてその後0Aに成りました。 此れから考えると、レギュレーターがオルタの回転を検出して回転子に流す電流を制御しているようですね。
換装結果です。 バッテリーの電圧は14Vを超えています。 ライトをハイビーム(4灯点灯)にしてブレーキを踏んでも13.9Vをキープしています。 まだまだ余裕があるようです。 国産オルタに換装で、発電系の心配は要らなくなったようです(笑)
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