2003年4月21日 ヒューズボックス点検修理

ビトルボの諸悪の根源と言われるヒューズボックス! どんな物か怖い物見たさにはぐって見ました(笑) 

    

グローブボックスを外すと問題のヒューズボックスが見えます。 今回は初めてなのでコネクターに荷札で番号を付けましたが、付ける必要は無いようです。 

    

エンジンルーム側です。 スパイダーはストラットタワーとバルクヘッドが補強の為に繋がっているので狭いです。

外したヒューズボックスです。 ケース自体には問題無しのように見えます。

2003_0420_201719AA.JPG (31122 バイト)        

プリント基板は、フィルム状ですね。 開けてビックリ玉手箱ですね〜 焼けきれている配線がありました。 この段階では何の配線か判りませんでした。 焼損した所を観察してみますと、配線ショートで大電流が流れて焼け切れたと言う事ではなくて、長い間「過電流」が流れて焼損したみたいです。 何らかの原因でプリントパターンに欠陥が有ったんでしょう。

         

対策は、基盤を覆っている緑色の皮膜を剥いで平編み線(同軸ケーブルのシールド)で配線しなおしました。 配線が終わると周辺の半田付けの個所と導通チェックをして、ケースを組み立てて終わりです。

このヒューズボックスの半田付けは、いも半田等ではなくて良い状態でしたが、念の為に全部半田付けし直しました。

さあ〜車にヒューズボックスを取り付け、コネクタ類やリレー類を取り付けたら動作チェックをします。 まず外して置いたバッテリーのマイナス端子とマイナスケーブルの間にテスターを入れて電流を見ます。  と、「ありゃ2Aも流れている」・・・ おかしい・・・ これはパーキングランプでした(笑) パーキングランプを消すと6.5mAに成りました(こんなもんか?) 次にライトを点けると、なんと電動ファンが舞い始めました・・・ エアコンを動かしても電動ファンは舞いません・・・ おかしい・・・ 何処かで間違っているようです。 ばらす前に撮ったデジカメの画像をよ〜く見てみると室内側の右のリレーの上下が間違っていました。 これを差し替えるとOKでした(良かったです(笑))

焼け切れていた配線は、何の配線だったのか良く考えてみると、どうやらエアコンのブロワ-ファンだったようです。 一応エアコンを動かすと風が出ていたので別に気にしていなかったのですが、風力調節ダイアルで風力が変えられるようになったので、多分此れでしょう。 

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