2004年1月19日 手動変速機組み込み編  前回の部品編に続き今回は、組み込み編です。 

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送られて来たMTにこの様なプレートが貼って有りました。  一番上の[MADE IN W−GERMANY]の文字が年数を感じさせますね〜(笑)  このプレートは組み込んでしまうと見えにくく成っちゃいます。

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左がAT用のデフで、右がMT用のデフです。 AT用のデフはドライブシャフト部の付け根のシールからオイル漏れが有る様で汚れています。 MT用のデフは若干のオイル漏れが有りますが、此れは仕方ないでしょうね。

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ATを後から見た所です。 ATとMTではMTの方がプロペラシャフトが80mm短い様です。

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純正のレリーズベアリングをばらしてベアリングと押し金具?(厚さ1mmの鉄板をプレス加工した物)をベアリングケースに組み込んでみました。 でもこのベアリング弱そうです・・・ この前作った国産レリーズベアリングを組み込んだ物は、コンタクト面の違いから使えないだろうと言う結論に達しました。 理由は、マセラティのクラッチカバーのダイヤフラムのコンタクト面はR型、レリーズベアリング側がフラット型です。 国産はその逆でダイヤフラム側がフラット型でレリーズベアリング側がR型なのです。 つまりマセラティに国産ベアリングの組み合わせは、R型にR型で合わないと思います。 国産ベアリングのコンタクト面を削って50φから60φのフラットな面を作れば使える可能性が有りそうなんですが・・・

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MTの組み込み途中でレリーズフォークのクリップの先端が摩耗により折れている事が発覚! 如何し様かと思いましたが手持ちのピアノ線の線径(1.5φ)と同じだった為作りました(笑) この時エンジンメンバーまで外されてました・・・ 当然エンジンは、ハンガーにぶら下がって居り前輪はブラブラ状態! エンジンメンバーを外さないと「トルコン」の取り付けボルトを緩められないそうです。 此れならエンジンごと降ろした方が早かったと修理屋さんは、ぼやいてました。  

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デフとMTが乗りました。 後は、プロペラシャフト エキゾースト ペダル類の取り付けなんですが、修理屋さんが通常の仕事の合間に組んでいた為に中々進みませんでした。  17日に成って修理屋さんから電話が掛かって来て「エンジン掛けて見たけどMTから(ジャラジャラ、ジャージャー)凄い音がしてる!」と言います。 慌てて飛んで行って見ました。 クラッチペダルを踏むと(キュルキュル、ジャラジャラ)ギヤーを入れようとすると(ジャージャー) なんだこりゃ!でした。 それでも良く観察するとクラッチが完全に切れて居ない様子でした。 この時はペダル類が仮組み状態でしたので正常な状態に組み直して見る事に成りました。 19日の昼前に成ってペダル類の組み込みが終了しましたが、調整しても未だ完全にはクラッチが切れない模様・・・ 修理屋さんは、MTをもう一度降ろして原因究明をすると言い出しました。 そうなると又時間が掛かって仕舞います。 そこで「Garage VISION」の本間さんに電話して「クラッチペダルの踏み込み量を最大にしてもクラッチが切れないのですが・・・」と質問しました。 そうしたら「クラッチの3点セットを交換したら切れる場合も有るが、切れない場合も有る!」とのお返事・・・ 信じられませんな〜〜でも、現実(笑) 対処方法は、フライホイールとクラッチカバーの取り付け面にスペーサーを入れてクラッチカバーを浮かせるんだそうです。 クラッチカバーのボルトは、リフトで揚げれば緩める事が出来るので、一本ずつ抜いてスペーサー代りの平ワッシャーを差込みました。 此れで無事クラッチも切れるように成り、ギヤーも入るように成りました。 唯、半クラッチの状態に成ると「ジャー」と言う様な音が出ています。 此れは想像なんですが、クラッチ板に歪みが有る場合にこんな状態に成るのでは無いでしょうか? 新品のクラッチカバーと新品のクラッチ板だと、クラッチ板が摩耗していない為に平坦でないと切れないのでは? 少しでも歪んでいたら軽い半クラッチ状態に成るのでは? 本当の所は、外して見ないと判りませんけどね・・・

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自作したシフトブーツを取り付けました。 少し革の色が薄いけど仕方無いですね(笑) クラッチペダルの左側に移っている白い物はフットレストなんですが、もう少し右側に持って行けそうです。

ATからMTに成った感想は、「やっぱりMTは良い!!」です。 ATの時よりも更に加速感が強くなったようです。 この頃は軽トラのMTに慣れてしまった為になんか変な感じです。 早く慣れなくては(爆)

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MT化に伴い撤去されたATFクーラーと配管。 ATFクーラーはPSクーラーに流用かな・・・(笑) 同時に純正のプラグコードが挿しにくい為に「MSDプラグコード」に変更しました。 此れはデスビ側の金具が付いてないタイプの物で、自分で必要な長さに切って金具をカシメて使うと言う物です。 エンジンマウントはこんな感じですが、どうなんでしょうか? 後はフロントスタビのブッシュが、逝っちゃっている様でした・・・ まだまだ続く長い旅路ですか(笑)

手動変速機換装計画組み込み編 終わり

 

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