2004年3月24日 バッテリーターミナルの接触不良?  

3月21日に阿蘇方面へと車を走らせていました。 道は何時ものファームロード。 ファームロードを1/3程走った頃木の枝を踏んだようなショックが有りました。 その時にはあれっと思った物のあまり気にしませんでしたが、暫くして遣って来ました! ガンガンと言うショック! それからも時折ショックがきます。 ミッション、デフならあれだけのショックを感じれば、走行不能か連続した異音が出そうな物ですが、そう言う気配も有りません。 エンジンの調子も悪く有りません。 変だったのはタコメーターでした。 時々タコメーターがピョンピョン跳ね上がったりします。 ショックが来た時にタコメーターをよ〜く観察していると一瞬下がり切って居ました。 どうやら一瞬イグニッションの電源が切れてエンストしているようでした。 通常走行 ー 接触不良でエンスト ー 接触が良くなってエンジン起動 ー エンジンの回転数が落ちてミッションの回転数と合わずにショック発生・・・ こんな所でしょうか・・・ 走っている場所が携帯の電波も届くかどうか判らない阿蘇の山の中ですから、何時停まるか判らないと言うのは非常に不安ですね〜 横に乗っていた奥さんも「どこか壊れているんじゃない! 大丈夫!」と言わんばかりの表情でした。 又,信頼を失ったかも(爆) それでも走り続ける事が出来ましたので、タコメーターを見ていてタコメーターが下がって仕舞ったらクラッチを踏み込んでエンジン,ミッションを切り離してショックを避ける作戦に出ました。 そんなこんなで無事に家に帰りついた時には、ほっとしましたね(笑) 

家に帰り着いて電気回路図を広げてイグニッションの回路をたどって行くと、先ず目に付いたのがブーストコントローラー(MABC)のイグニッション・カット・リレーでした。 ブースト圧が上がり過ぎるとイグニッションの電源を切断してエンジを保護する為に付けてあるようです。 MABCのセンサーの不良で誤動作しているのでは無いかと疑いセンサーをチェックして見ました。 ひとつはストラットタワーの横あるブースト圧センサー(普通は負圧センサーと思われているようですが)です。 0−150Ωの抵抗値変化タイプでしたが問題無し! もう一つがバンクの谷間に有る圧電センサーです。 圧電センサーは圧力を電圧に変換するセンサーですが、Vバンクの谷間の下はウオータージャケットの筈・・・ クーラントの水圧でも見ているんでしょうかね?? どちらにしてもMABCが壊れても一寸症状から見て違いそうなので次に疑ったのは、ヒューズボックス! ヒューズボックスを車から外してチェックしましたが、ダイオードの端子の接触が悪いかな〜位で特に問題無し・・・・ で、何処が悪いの???  辿り着いたのがバッテッリーの端子です。 

2004_0324_123427AA.JPG (24364 バイト)  2004_0324_125016AA.JPG (32823 バイト) 

この端子のカシメ方が悪いのかと思いカシメ直しました。 

2004_0324_130807AA.JPG (24211 バイト)  2004_0325_092038AA.JPG (25591 バイト)

端子をバッテリー端子のスタッドボルトに締め付け様とした所、締めても締めても何か締まりが悪い感じです。 どうも鉛のバッテリー端子に鋳込んで有るM6のスタッドボルトが抜けているようなので、それならと抜いてしまいました。 スタッドボルトは、6mm角棒にM6のネジを切ってあるだけでした。 引っ掛りが少ない為に強い力で端子を締め付けると抜けて仕舞うようです。 

2004_0325_124740AA.JPG (21532 バイト)

スタッドボルトの抜けた後の穴をドリルで貫通させて普通のボルトを下から挿して端子を締め付けます。 此れなら強く締められます(笑) この後未だ長距離を走っていないのですが、今の所症状は治まっています。

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